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INAX REPORT

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連載2

Design+Technique

大阪弁護士会館・エントランスロビー
大阪弁護士会館・エントランス

「大阪弁護士会館」 設計:日建設計

 「大阪弁護士会館」は大阪・堂島川のほとりに、周辺の「旧・弁護士会館」や「大阪高等裁判所」、「東洋陶磁美術館」と調和するように建てられました。外観は高層部のガラスボックスを覆う大型陶板の柱梁と、微妙な表情を見せる低層部のレンガの外壁、そして大空間を優しく覆う透かしレンガスクリーンと、タイルの新しい使い方が提案されています。低層部外壁と透かしレンガスクリーンにINAXのタイルが採用されています。
 低層部外壁レンガは還元焼成の440×85×75mmの大型特注品。かつてない大きなシャモット(骨材)を使用し、通常のレンガでは得られない陰影を持たせています。外壁はレンガ中央で10mm、20mm、30mmのむくりをつけたタイルと、フラットなタイルを組み合わせ、更に一つひとつに出入りをつけて積み上げ、よりに深い陰影を与えています。一方、2階まで吹抜けになったエントランスロビーには高さ8m、長さ46mの透かしレンガスクリーンが吊り下げ方式で取り付けられています。レンガは440×90×100mm、外壁同様、異なるむくりをつけたものを使い、しかも1列ごとに235mmの空間をあけて構成されています。透かしレンガスクリーンは1階エントランスロビー側には遮光、2階大会議室側には採光の効果があり、それぞれに異なった美しい表情を醸し出しています。
 レンガの良さは「無垢材の持つ力強さと色調の美しさ、また経年変化によって深みと風合いが加わること」と設計者は解説しています。

●INAX使用商品●BR-1/(400×85×75-0)/“A”、BR-1/(400×85×75-10)/“A”、BR-1/(400×85×75-20)/“A”、BR-1/(400×85×75-30)/“A”

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Best Equipment

杉並公会堂・エントランス
杉並公会堂・サニタリー空間

「杉並公会堂」 設計:佐藤総合計画

 「杉並公会堂」は、昭和32年の開館以来、音の良いホールとして親しまれてきた「旧杉並公会堂」を建て替えたものです。音楽ホールだけではなく、演劇用の小ホールや、さまざまな練習室をも備えています。地下は、「光の中庭」によって光と風を取り込み、1階部分はガラスを多用して、“ちょっと立ち寄っても楽しめる”ように街と一体化させ、地域住民に開かれた施設として計画されています。また、2・3階は半透明のスクリーンによって近隣へのプライバシーに配慮し、内部は明るく落ち着いたパブリック空間となっています。この施設のサニタリー空間に、INAXの商品が採用されています。
 公共性の高い建物であるため、各階に合わせて6箇所の“だれでもトイレ(多目的トイレ)”を設け、ベビーチェアやベビーベッド、オストメイト対応、多目的シートを適宜設置しています。また、大ホールのトイレ空間については、木調のブースに壁・床はベージュとし、温かみのある色調でまとめ、間接照明にしてホール空間の一部として落ち着いた雰囲気をつくっています。

●INAX使用商品●洗面器:L-2094、サーモスタット付自動水栓:AM-91K(100V)、自動水石けん供給栓:KS-910、その他

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House & Home

あいだ・居間、食堂
あいだ・サニタリー空間

「あいだ」 設計:彦根アンドレア

 江ノ電と海岸線に挟まれた土地に建つ、陶芸家とグラフィックデザイナーのための住宅です。海が大好きなクライアントのために、寝室からもサニタリー空間を通して海が臨めるよう設計されています。このサニタリー空間に、INAXのサティスが採用されています。

●INAX使用商品●便器:サティス

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環境・設備・研究〈59〉

手洗いから乾燥まで全自動 多機能洗面器「ジェットボウル」-荷物が置ける“ドライで快適な洗面空間”

 公共施設の洗面空間における一番の不満“水濡れ”を解消するため、INAXが開発した「ジェットボウル」の開発ストーリーです。懸案だった手洗いの“水濡れ”の不快感を根本的に解決するために、一連の作業(石けんを出す、水を出す、手を乾かす)を1つの洗面器内で完結させる方式を開発しました。その技術のポイントを紹介しています。
 詳しくはhttp://www.inax.co.jp/company/news/2006/010_equipment_0531_67.htmlをご覧ください。

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Topics

青森県立美術館の華やぐトイレ

青森県立美術館の華やぐトイレ

「青森県立美術館」 設計:青木淳建築計画事務所

 「青森県立美術館」のサニタリー空間は、壁、床、天井、便器から手洗いの自動水栓、トラップに至るまですべて真っ白です。壁の50角タイルすら、その白さの度合いを青森県立美術館仕様に合わせた特別注文色にするという徹底ぶり。そしてブースドアや荷物掛けフック、トイレットペーパーホルダーに至るまで、同美術館仕様の白で統一されています。ところがタイルの目地にだけ赤系の顔料を少し混ぜて、華やぐトイレを演出しています。目地の色は数十回のサンプル制作を経て、ようやく決まったと言われる微妙な色。写真を撮るとわずかにピンクがかって見えるのは、その目地の効果なのです。ほのかなピンクを帯びた白いトイレ空間は、展示室で受けた緊張感を和らげてくれることを意図したと、設計者は解説しています。

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