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「大阪弁護士会館」 設計:日建設計
「大阪弁護士会館」は大阪・堂島川のほとりに、周辺の「旧・弁護士会館」や「大阪高等裁判所」、「東洋陶磁美術館」と調和するように建てられました。外観は高層部のガラスボックスを覆う大型陶板の柱梁と、微妙な表情を見せる低層部のレンガの外壁、そして大空間を優しく覆う透かしレンガスクリーンと、タイルの新しい使い方が提案されています。低層部外壁と透かしレンガスクリーンにINAXのタイルが採用されています。
低層部外壁レンガは還元焼成の440×85×75mmの大型特注品。かつてない大きなシャモット(骨材)を使用し、通常のレンガでは得られない陰影を持たせています。外壁はレンガ中央で10mm、20mm、30mmのむくりをつけたタイルと、フラットなタイルを組み合わせ、更に一つひとつに出入りをつけて積み上げ、よりに深い陰影を与えています。一方、2階まで吹抜けになったエントランスロビーには高さ8m、長さ46mの透かしレンガスクリーンが吊り下げ方式で取り付けられています。レンガは440×90×100mm、外壁同様、異なるむくりをつけたものを使い、しかも1列ごとに235mmの空間をあけて構成されています。透かしレンガスクリーンは1階エントランスロビー側には遮光、2階大会議室側には採光の効果があり、それぞれに異なった美しい表情を醸し出しています。
レンガの良さは「無垢材の持つ力強さと色調の美しさ、また経年変化によって深みと風合いが加わること」と設計者は解説しています。
●INAX使用商品●BR-1/(400×85×75-0)/“A”、BR-1/(400×85×75-10)/“A”、BR-1/(400×85×75-20)/“A”、BR-1/(400×85×75-30)/“A”
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