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「西陣織物館(現・京都市考古資料館)」(1915)
「マッチ箱のようだ」。竣工当時、人々は驚きを持ってこの建物をそう表現したそうです。
留学から帰国して最初に設計されたこの建物は、入り口の円柱のあるポーチなどから一見様式的風に見えますが、建物正面全体の外観やそのディテールを見ると、装飾を排したモダニズムの手法でまとめられています。特に、屋内階段の手摺子のデザイン、3階貴賓室の天井や壁面、暖炉には幾何学的な形態が用いられ、モダニズムの萌芽を随所に見ることができます。この建物は、昭和59年(1984)、京都市登録有形文化財に登録されています。
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