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緑のオープンスペースとミッドタウン
都心の再開発では例のない広大な緑のオープンスペースは、檜町公園を含めた開発面積の約40%を占めています。毛利家下屋敷跡の檜町公園にあった既存樹と旧防衛庁時代の巨木の移植保存によって、新規植栽ではできない豊かな緑の森の再生に成功しています。ランドスケープデザインを担当したアメリカのEDAW社は、外部空間を「高原の湧水ゾーン」、「山のせせらぎゾーン」、「森のエッジゾーン」、「芝生広場ゾーン」、「檜町公園ゾーン」という5つのゾーンに分けました。そして建築、アートとも一体となった季節感のある“街づくり”を目指し、“空間の連続性”に、“時の連続性”を重ね合わせることによってこの場所に深みを与えています。また、檜町公園は周辺住民とのワークショップを経て、港区と共同で再整備を行なうなど、土地の記憶を受け継ぐさまざまな要素が配置された空間になっています。
アートワークとミッドタウン
開発計画の初期から清水敏雄氏とジャン=ユベール・マルタン氏をアートディレクターに据え、「東京ミッドタウン」に相応しいアートワークを追求してきました。「ハイブリット・ガーデン」=“さまざまな要素が混交することで新しい価値が生まれる庭園”というコンセプトの下、都市エリアを「光の庭園」、緑のエリアを「月の庭園」と位置づけて、それぞれにメインアートを中心にアートワークを配しています。大切なことは、アートワークが街の中で有機的な意味を持つことであり、アーティストそれぞれの個性に合わせた配置計画によって、ランドスケープに、より強い場所性と動きを与えると、清水氏は解説しています。
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