TOP
バックナンバー(NO167〜178)バックナンバー(NO179〜)

INAX REPORT

No.172 特集1 特集2 特集3 連載1 連載2
特集3

ガーデンコート成城 UNITED CUBES

この特集のPDFをダウンロード

新しいライフスタイルの提案

2階から路地を見る

ガーデンコート成城 UNITED CUBES

 都内有数の高級住宅地として知られる成城にタウンハウス「ガーデンコート成城 UNITED CUBES」が誕生しました。旗竿敷地に14戸20棟からなるこのタウンハウスは、民間ディベロッパー・コスモ環境開発によってコンペが行なわれ、最優秀賞の建築家・妹島和世案が去る2007年9月に完成したばかりです。
 このコンペの審査委員長である建築家・山本理顕氏は「多くの都市居住者たちが望む住宅と、供給する側の画一化された住宅が全く乖離してしまっている」、「住宅に求められている役割が、供給する側の考える“家族専用住宅”の役割を超え、はるかに多様化している」と語っています。「ガーデンコート成城 UNITED CUBES」では、単純なキューブの組み合わせによってつくり出された、極めて多様な住戸が提案されています。
 「今までの住宅の範疇を超えた、新しい商品開発」を求める民間ディベロッパーと建築家が挑戦した都心居住者が求める新たなライフスタイルがここに展開されています。

ピンクのレンガタイルとアプローチ
ダイニング・キッチン
成城の住宅地

おおらかに、そして緩やかに開いた空間でのライフスタイル

 コンペでは「多様なラフスタイルを提案する“分譲”マンションをつくる」というコンセプトが提示されました。それに対して妹島氏は、「周りと関係がもてるような環境」、そして「部屋の中にいながらにして土に触れるような生活」の2つをテーマに、集住体はどうあるべきかを提案したと語っています。
 住戸は、平面的にも断面的にも、3つ、ないしは4つの単位が数珠つなぎに構成されています。各部屋は必ず2方向が開放され、全ての住戸が地上庭か、ルーフテラスを有しています。1階に面した部屋をできるだけオープンにし、外部とのつながりをもちやすくすることによって、使い方次第で、更に楽しく暮らせる可能性が広がっています。地下室をつくったこともまた、暮らし方の幅を広げる特長の一つとなっています。
 「ガーデンコート成城 UNITED CUBES」では、曖昧につながる空間が特長です。そこでお互いがおおらかで緩やかに開いた暮らし方をすることによって、住む人がより快適に暮らせる場所をつくっていく、そのようなライフスタイルが提案された住宅群です。

成城コルティ

緑豊かな成城と「成城コルティ」

 「成城コルティ」は、成城学園前駅の上部に計画された4階建て・36店舗からなる商業施設です。緑豊かな“ゆとり”ある良好な住環境を備えた成城にふさわしい構成です。緑に覆われた「柔らかくて存在が希薄な建築」を目指し、ひな壇状に展開するプラザ吹抜け空間、それに続く屋上庭園など「CORTY=街の中庭」として、都市と関係づける建築だと設計者は語っています。

この特集のPDFをダウンロード

ページトップ