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INAX REPORT

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特集3

水と緑の回廊計画 「学びの森」

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日本初の公園都市

学びの森プロムナード

日本初の公園都市・岐阜県各務原市

 岐阜県各務原市は1960年代以降、名古屋市や岐阜市のベットタウンとして急速な発展を遂げましたが、近年では少子高齢化問題、自然環境の荒廃などが起こり、市の特性を活かした街づくりの方針を模索していました。そこで、2000年に市の資源を存分に活かした広大な計画「水と緑の回廊計画」が策定されました。その中の一つ、2007年11月3日に全面オープンした公園が「学びの森」です。岐阜高等農林学校跡地を使用し、歴史的遺産ともいえる多くの自然を活かした理想の公園づくりが市と市民の協働によって行われています。
 今回は「学びの森」にスポットを当て、日本初の公園都市・各務原市の街づくりを紹介します。

“さざなみ”の池 その1
「市民の森を育てる会」活動風景

「学びの森」と市民ボランティア

 「学びの森」は岐阜高等農林学校の跡地を利用した面積約5.8haの自然豊かな公園です。高等農林学校時代の巨木や地形を活かし、ビスタラインを創出した日本では珍しいランドスケープデザインを採用。子どもたちが伸び伸びと遊ぶことのできる公園を実現しています。また、さまざまな生物が共存できる環境を目指し、自然の地形を活かした水辺空間やビオト−プ池を整備しました。維持管理は市民ボランティアによって行われています。

街に大学を誘致

 「学びの森」の隣には中部学院大学が誘致されました。大学では地学連携を進め、多くの地域の人々が専門的な講座を受けられるなど、街の文化向上につながる活動を行って成果を上げています。

「雲のテラス」
“さざなみ”の池 その2

「雲のテラス」と「多目的レストルーム」

 「学びの森」公園内には「雲のテラス」、「多目的レストルーム」と呼ばれる2つの施設です。「雲のテラス」は公園管理事務所と市民ギャラリー、カフェテラスとして、「多目的レストルーム」はトイレと公園管理用倉庫として使われています。軽やかな平屋建てのデザインは公園の風景に溶け込んで美しいと、市民にも好評で、カフェテラスも親しまれているようです。
(設計:アルキメディア設計研究所(2005))

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